診療情報管理士は、医療事務の資格の中でも難しい資格です。
しかし、診療情報管理士は国家資格ではありません。
じゃあ、そもそも診療情報管理士の資格なんて必要ないんじゃない?
時間やお金をかけてまで取るほどの資格じゃないような。コスパ悪くない?
診療情報管理士の資格を持っていて、何か得することってあるのかな
こう思われるのも仕方ないです。
ですが、現役医療事務員で診療情報管理士として働いていた経験のある私がお答えします。
診療情報管理士の資格があれば、給与に上乗せされる上に、就職にも有利になります。また、診療情報管理士は民間企業に就職することも出来るため、持っていて損はありません
この記事を最後まで読んで頂ければ、診療情報管理士の価値について理解を深められる筈です。
診療情報管理士の仕事内容
診療情報管理士は、医療機関における診療情報の管理に関する専門家です。医療機関によって異なりますが、医療事務員とは別の場所で働いていることが多いです。
具体的には、以下のような仕事内容となります。
電子カルテの管理
電子カルテを適切に管理することが、診療情報管理士の主たる仕事です。
電子カルテには、患者さんの必要な情報を不備なく登録する必要があります。
なので、医師や看護師が記載を忘れないよう、診療情報管理士が入力や更新・削除、保管方法、検索方法、アクセス制限設定などを定め、その実施を監督します。
医療データの収集・解析
診療情報管理士は、医療データの収集・解析にも関わります。
診療情報管理士は、医療機関の業務改善や医療の品質向上のため、データの収集や分析を行います。
そして、結果を元に医療スタッフと話し合い、患者により良い医療を提供出来るよう働きかけます。
情報セキュリティーの確保
電子カルテなどの診療情報は、個人情報保護法に基づいて厳密に管理する必要があります。
診療情報管理士は、情報セキュリティーの確保にも関わります。
具体的には、情報漏洩のリスク評価や情報管理規程の策定、インシデント対応などを行い、診療情報のセキュリティーを確保します。
医療機関の効率的な運営や、患者への適切な医療サービスの提供に必要な診療情報の管理に携わる重要な役割となっています。
損をしないために知っておきたい3つの事実
診療情報管理士は医師や看護師と異なり、国家資格ではありません。
しかし、診療情報管理士は医療事務の資格の中でも難易度が高いため、持っているだけでも周りと差を付けることが出来ます。
なにより、診療情報管理士は医療機関にとって必要な存在です。医療機関はこれからも診療情報管理士を必要とするでしょう。
ここからは、その3つの理由を説明していきます。
医療のデジタル化が進み、診療情報管理士の役割も重要性を増している
日本国内の医療機関は、紙カルテから電子カルテへ移行している最中です。
これから電子カルテを導入するなら、診療情報管理士の存在は欠かせません。
また、医療機関が診療情報管理士を雇用すると、診療録管理体制加算というものを算定することが出来るため、これからもその重要性がなくなることはないでしょう。
妊娠や退職で休職する必要があっても、復職や転職は難しくないというわけです。女性にとってはもちろん、これからの時代を生きる男性も安心ですよね。
医療機関や保険会社など、診療情報管理士を求める企業や組織も増加している
診療情報管理士はこのような医療情報を正確かつ適切な形で保管・管理することができるプロフェッショナルです。
現在、インフラ整備や医療情報の活用拡大が進んでいるため、診療情報管理士の需要は年々増加しています。
それに伴って、医療機関や保険会社などの企業や組織でも診療情報管理士を求める求人が増えているのです。
さらに近年では、健康情報や医療情報を取り扱う企業も増えており、診療情報管理士はさらに幅広い業務分野で活躍できるようになっています。
診療情報管理士資格を持っていれば、給与に上乗せされる
診療情報管理士の資格を持っていれば、実際に診療情報管理士の仕事をしていなくても給与に上乗せされます。
実際に私は現在、診療情報管理士の仕事から離れていますが、変わらず給与に上乗せされています。
まとめ
診療情報管理士の資格は難易度が高いものの、現時点では国家資格ではありません。
しかし、この資格を持っていれば診療情報管理士として働くことが出来る上に、病院ではなく民間企業で働くことも出来ます。キャリアアップして、自分の可能性を広げられますよね。
なので決して無駄な資格ではありませんし、周りと差を付けられます。
あなたが望む仕事や職場に就くために、今よりも収入をアップさせるために、診療情報管理士の取得をオススメします!
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